SDN2019稽古場探訪⑤-1 ハコボレ

稽古場訪問2019
稽古場探訪2019

ステージタイガーの虎本剛です。

ハコボレの『はこしき』の稽古場を探訪させてもらいました。

さてさて本日の稽古は…

     

……

………

ほとんどモザイクやないか!

すみません。

この日は稽古場に本番さながらの舞台美術を組み立て、段取りを確認する日だったのです。

というわけで、今回の稽古場探訪はネタバレ防止のため、モザイク多め、稽古に直接関係ない写真多めでお送り致します。

↑「足下とかなら写してOK」ということで。

ひたすら演出、前田君の指示のもと、何度も何度も細かく細かく段取りを確認します。

段取り…。

そう、この舞台美術、ただものではありません。

ど偉い事になってます。ど偉い事になります。

え? マジで?

そうなる? そんなことなる? 

と叫びたくなりました。

ネタバレを気にして何も言えないのがホントもどかしい!

音楽を流しながら、秒単位のキッカケを確認し、ひたすらに反復。

出演者総出でイメージを具現化。

演出の強い強いこだわりを感じました。

↑演出机におかれたお菓子。稽古が白熱しすぎて誰も手を付けない。

↑演出机におかれたエナジードリンク。飲まなきゃやってられない。

そして気がつけばタイムアップ。

美術について検討を重ねるだけでこの日の稽古は終了。

おおおお!?

マジか!? 3時間半いて、僕が稽古場で聞いた劇中のセリフは『お披露目だ!』だけでした。

全然何もお披露目してくれなかったくせに!

そりゃ最初に「僕の事は気にせず、今すべき稽古をして下さい」とは言いましたよ。

でもここまで稽古場探訪blogに一切サービスする事なく、ひたすら作品を突き詰める姿に惚れました。

僕、なにげにアフタートークのゲストなのに!

感心しました。

僕は今年で40歳。若手には萎縮されてばかりです。

けどハコボレメンバーはそうじゃない。自分たちの創作する物を強く信じるハートがあります。

時間の限り作品を突き詰めようとする確固たる決意があります。

ほぼ休憩無しに、出演者はひたすら美術に向かい続けておられました。

そして何より、出来上がったシーンはとてつもなく凄かった!

全然ストーリーもキャラも分からなかった。

でも言います。

彼らのハート、期待していいんじゃないでしょうか?

上質な作品を期待していいんじゃないでしょうか?

そしてどうせ見るならこれを書いた僕が出演する11/2(土)の夜の回がいいんじゃないでしょうか?

正真正銘、何も前情報なく、初めて作品を見た直後の僕のアフタートークを聞いて頂けます。

それでは劇場にてお会い致しましょう!

 

ステージタイガー

虎本剛

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