劇的集団まわりみち’39『密会』 の稽古場探訪

稽古場訪問2019
稽古場探訪2019

カルディアのたかはしみほです☆
私は昨年のSDN2018の参加劇団だったのですが、今回は2019年SDNを盛り上げるレポーターとして
劇的集団まわりみち’39『密会』 の稽古場探訪に行ってきました!

まず感じたことは・・・大竹野正典さんの脚本を忠実に表現することを意識しながら、斜さん流の作品の描き方を模索しながら丁寧に作品を作っているなーと☆

稽古場で感じたこと…
斜さんが原作をめっちゃ尊重してること
それを役者のみなさんも応えようとして、みんなココロは一つになって作品を作ってる感じがして良かったです♡

私的に…芝居って普段の自分思考が自然に出てしまうけど、それをいい事、悪いことだ仕分けするんじゃなくて、そんな自分をわかった上で表現していかなきゃいけないのかなーという気づきをもらいました❣️

あるシーンの稽古見たときのこと。
そのままスルーしてもおかしくなさそうな感じだったのですが…
何か心に残らない…
何を伝えたいのか分かりにくいと思っていたところを斜さんが芝居を丁寧に演出されて何度か返していくと…
芝居が生きた感じになってる❣️

それと斜さんさんがダメだしで言ってた『日本人の悪いクセ』
日常過ごしてて、あるあるです️(笑)

人と話をしていて違和感あってもスルーしちゃうこと。
そう、波風たてないとか人に嫌われないようにすること。
気づかないうちに日本人に浸透してる忖度文化!?
変な気遣いが邪魔をしてピュアな表現にならないのかな?
ホントの気持ちを素直に出すことができなくなってしまうのな?
そんな気づきもありました(笑)

斜さんは、そういう人間の性含めて、突っ込んで、向き合って演出してるところはめっちゃいいなーと思ったし、セリフの受け取りかたの矛盾したところを役者に合わせて細かく伝えている斜さんは、作品と役者を大切にしているんだなと感じました。

セリフの意味、インナーボイスを感じながら 心の声がどれだけ伝わるのか…
そんな斜さんの課題を役者のみなさんがどうクリアされるのか本番がとても楽しみです♡

劇的集団まわりみち’39『密会』
作 大竹野正典 演出 斜あゐり

大竹野正典没後10年記念公演企画
應典院舞台芸術祭 SDN2019参加作品
2019年9月13日(金)~15日(日)
9月13日(金) 19:30
9月14日(土) 14:00/19:00
9月15日(日) 11:00/15:00

慶雲
モモトモヨ
NowhereMan
(以上 劇的集団まわりみち’39)
稲森誠(ENTER TOP)
チェサン(tea児雷也忍法帖/石見神楽大阪社中)
上野貴彦(ENTER TOP)
仲野元貴(FROM51)
中竹麻衣(劇団1mg)
河上由佳(満月動物園)
濱ノ上元子

シェアする