SDN2019稽古場探訪①-2 虚空旅団

稽古場訪問2019
稽古場探訪2019

皆さま。こんにちは。
Micro To Macro(ミクロトゥマクロ)の石井テル子と申します。
SDN2018に参加していた者です。SDN制作委員として居残りしてまして、SDNで出来ることをまだまだ模索中です。今年2019のSDNも盛り上げていきたと思っております!!

SDN2019 最初の公演団体

「虚空旅団」さんのVoice Training 2019」

の稽古場にお邪魔してきましたので、その様子をリポートしたいと思います!

Voice Training 2019」の舞台は「話し方教室」。
「話す」ということに色んな問題を抱えている人たちが集まってきている様です。シーンを区切っての稽古なので、話の全体像はもちろん分からないのですが、まず最初に、ある1人の登場人物が話すシーンを見ていて思ったことは・・・

「台詞がとてもリアル且つ面白い」

ということです。「話す」行為について自分が今抱えている「悩み」を打ち明けている・・という流れのシーンだったんですが、私(石井テル子)が実生活でたまたま、その役の女性と同じ仕事をしていたことがあったからかもしれないのですが、お芝居の稽古を見ている・・という感覚ではなく、本当にその役の女性の悩みに、「うんうん、そう、そうやねん!」と、ものすごく共感して見入っている自分がいました。

その次の女性が語るシーンも、その仕事内容はよく知らないにしても、聞いていて、やはり「うんうん」と、心の中で頷いている自分がいまして・・・。すっかり聞き入ってしまうのです。そして、その登場人物の悩みが、すっとこちらに落ちてくるのです。

語弊を恐れずに言うと、久しぶりに「嘘のない」そこに、その人がちゃんと要る、お芝居を丁寧につくっている現場だなと思いました。

そして、今日お稽古されていたシーンで印象的だった台詞は「演じる」と言うワードです。登場人物の中に「役者」と言う設定の人が居るわけではなく。でも話し方教室の先生が言う台詞の中に「〜、でも、それでも演じ続けるのです」と言う感じの台詞がありまして。またそれもグッときましてね。聞いていて演劇作品の中の台詞の中に、これを使うことや、この言葉を受け止める教室の生徒さんたちの反応とか。。。面白い要素がもう既にたくさん散りばめられているのです。

あと、小返しの中での演出高橋さんの言葉に

「芝居の中で、こうなのよーと言う『答え』を提示しないでほしい」

と言う一言がありまして。「答えは観たお客様が感じて出すものなので、私たちは『表現』をしていきたい」と言う話があって。それが私には、とてもとても印象的でした。今日、高橋さんのこの話を聞けただけでも見学に行った価値があったなぁと思いました。高橋さんが、この「Voice Training 2019」をどんな作品にしたいのか、どう届けたいのかの片鱗が見えた(と勝手に思っております。すみません!)と感じたのです。(写真で全力で笑ってくださっているのは音響の大西さんですね)

そして・・役者の皆さんも、めちゃ魅力的です。

大真面目に話してたと思ったら次のシーンでは「ぷぶぶ」と吹き出してしまうシーンの連続だったり。

数シーン観ただけですが、これは本当に全部通して観たい作品になりました。SDN2019 トップバッターの上演です。
そして是非是非、多くの方に観てほしい1本です。

  虚空旅団
Voice Training 2019」作・演出 高橋恵

公演日時
9月6日(金) 19:30
9月7日(土) 14:00/18:00
9月8日(日) 14:00

出演
飛鳥井かゞり(猫会議)
斉藤幸恵
猿渡美穂(宇宙ビール)
得田晃子
濱奈美
早川丈二(MousePiece-ree)
山下春輝

ご予約
https://www.quartet-online.net/ticket/vt19