SDN2018のクロージングトークを開催し、各種表彰を贈呈させて頂きました。

去る6月9日(日)、第3回縁劇フェス内で2018年6月~2019年5月に開催いたしました、SDN2018(應典院舞台芸術祭Space×Drama×Next2018)のクロージングトーク、および各種表彰の贈呈を行いました。

クロージングトークの様子

各団体への表彰の発表に先立ち、SDN2018主催の應典院寺町倶楽部、事務局長・SDN選考委員長の戒田竜治より表彰の主旨と選考方法について報告がありました。以下、その全文を掲載いたします。

表彰の主旨・選考方法

選考委員

選考にあたりましたのは、應典院寺町倶楽部 執行部役員 泉寛介、浄土宗應典院 主査 齋藤佳津子、應典院寺町倶楽部 世話人 前田瑠佳、應典院寺町倶楽部 執行部役員 陸奥賢、應典院寺町倶楽部 事務局長 戒田竜治、および、選考補助として應典院寺町倶楽部 執行部 役員 湯山佐世子の、計6名の選考委員です。

なお、募集時に選考委員に名前を連ねていただいておりました浄土宗應典院の秋田光軌前主幹は、昨年11月13日に「寺町倶楽部の自立を本当の意味で尊重するために、今回の選考は皆さんにお任せしたい」と選考委員全員に対してのお申し出があり、これを選考委員長として了承いたしました。そのため、選考委員を退任されており今回の選考には加わっておられません。

表彰の種類

まず、表彰の種類として公開させていただいていましたものは、複数の団体様に贈る「優秀劇団」と、その中から1団体様にご依頼させていただく「三者協働プロデュース劇団」、そして「個人表彰」がございます。

この「個人表彰」ですが、本来「個別表彰」とでも表記するべきだったのですが対象は個人だけではなく、団体様にも贈らせていただきます。本日は便宜上「団体表彰」と呼ばせていただきます。また、「三者協働プロデュース劇団」は、たとえば私どもからご依頼させていただける日程のご予定が埋まっていたらその時点で成立しないという性格のもので、最優秀という意味合いはございません。また、ご依頼方法・日程については明日以降より検討を開始いたしますので本日の発表はございません。

表彰の主旨

その上で、今回の表彰の主旨・性格ですが、応募要項には次のように明記させていただきました。「これらの表彰は、上演作品の作品性への評価としてではなく、應典院寺町倶楽部が今後の活動に対するエールとして贈るものです」つまり、今から発表させていただく表彰は、いわゆる「賞レース」を意図したものではございません。寺院空間として、「競い合い」や「競わせ合い」の場ではありませんし、むしろ「賞レース」であることを明確に否定し、ひとつひとつの団体様に向き合える舞台芸術祭としてスタートしたSDNであると認識しております。

選考方法

最初に確認したこと

そのため、6人の委員で集まって選考会を始める最初に確認しましたのは、ひとつの公演が、ひとつひとつの団体様の、一人ひとりの俳優・スタッフ・関係者が膨大な時間と熱意をかけて創り出していることに思いをいたし、敬意と感謝を持って臨むという点です。

1団体ごとに「よいところ」を述べ合うブレーンストーミング

この確認の後、実際の選考に入りましたが、飽くまでもひとつひとつの団体様をそれぞれに見つめた表彰でありたいと考え、上演団体順に1団体ずつ、選考委員それぞれが団体様の上演作品も含めたあらゆる角度から「よいところ」を述べ合う、ブレーンストーミングから開始いたしました。ブレーンストーミングですので、他人が出した意見を否定や批判することはせず、ただただ「よいところ」だけを、1団体ごとに語り合う、とても前向きな時間を過ごさせていただきました。

ブレーンストーミング

ありがたいことに16もの団体様にご参加いただきましたので、4時間のブレーンストーミングとなりました。1団体ずつのブレーンストーミングが16団体一巡しましたのちに、ポストイットに書き出し、模造紙に貼り付けておりました「よいところ」のメモを、文化人類学者の川喜田二郎先生が考案されましたKJ法を用いてグループごとにまとめ、各団体それぞれの「よいところ」が伝わりやすいように「団体表彰・個人表彰」として、まとめていきました。

他の団体との比較ではなく、お一人でも多くのお客さまにひとつひとつの団体様の魅力が伝わるように

一切、他の団体様との比較で決めたところはなく、飽くまでも、ひとつひとつの団体様のそれぞれの「よいところ」を見つめて、賞のネーミングから検討し決めさせていただいた表彰です。

これら「団体表彰・個人表彰」を贈らせていただくことで、お一人でも多くのお客さまに、団体様の魅力を伝える一助となればという思いで、1団体様ごとに全員で頭をひねりながら考えました。

それが、お一人でも多くお客さまに足を運んでいただくキッカケになり、ひとつでもふたつでもお仕事やご依頼に繋がる、つまり社会に繋がるキッカケになれば、私たちにとってこれ以上に嬉しいことはないという思いで決めさせていただいた「団体表彰・個人表彰」です。

應典院寺町倶楽部にとって「優秀劇団とはなにか」についてディスカッション

こういった経過で、各団体様ひとつひとつの「よいところ」と向き合って「団体表彰・個人表彰」を決定するのに都合7時間をかけ、たくさんの「よいところ」が充満した空気の中で、改めて、應典院寺町倶楽部にとって「優秀劇団とはなにか」について選考委員でディスカッションを行いました。

よいところ

最初に確認したこと

まず確認しましたのは、各団体様の「いたらなかったところ」「わるかったところ」は反省し成長の糧にしていただけると信じて選考にあたるという点です。

「應典院的なもの」

その上で、應典院という場について宗教学者の釈徹宗先生が、一昨年の應典院再建20周年記念講演会にて、こう述べられています。

『應典院で、「なにをやるか」について、「これはOK」「これはダメ」という線引きはないんです。具体的な指針があるわけではない。でも、わかるんです。これはOKだけど、これはダメだと、わかる。言語化しないから、境界線が見えにくい。應典院の正体が見えにくくなる。でも、数多く足を運んだ人だけがわかります、應典院ってなんなのかが。「應典院的なもの」というものが確かに存在している』と。

この釈先生が仰るところの、言語化されない「應典院的なもの」。それが、選考委員の6人には、それぞれ別の立場・別の角度から長く深く、影に日向に、應典院と應典院寺町倶楽部の活動に携わってきたことで、それぞれカタチは違えども、身体の奥深くに植わっています。

またこの「應典院的なもの」は不変のものではなく、常に深まり広がり更新され続けており、SDN2018においての、参加団体様との出会いや、出会い直しによってもまた、新しい、言語化されない「應典院的なもの」と出会えたと考えています。

このような選考委員それぞれの中にある「應典院的なもの」と、7時間かけて醸成された「よいところ」が充満した空気に選考委員それぞれが向き合い選考を行う、という結論をもって、優秀劇団の選考にあたらせていただきました。この認識のもと、ひとつひとつの団体様と向き合う、数度のディスカッションを繰り返し、最終的に全員一致で決定することができました。

一切、比較で決めたところはなく、比較する材料とするためのものでもなく、各団体様それぞれの「よいところ」をご紹介させていただく

このような経過で、都合11時間をかけて6人の選考委員全員一致で、すべての表彰を決めさせていただきました。一切、比較で決めたところはなく、比較する材料とするためのものでもありません。各団体様それぞれの「よいところ」をご紹介させていただく気持ちで贈らせていただきたいと思います。

ところで、浄土宗應典院は演劇の上演に場を開き、應典院寺町倶楽部は演劇を尊重し、この場で上演してくださることに感謝と敬意の念でいっぱいです。

ですが、浄土宗應典院はお寺であり、應典院寺町倶楽部は浄土宗應典院と協働し、「寺院空間を活用した諸活動を通じて、いのちに対する〈気づき〉を育み、人々が互いのちがいを越えて存在を認め合う、共生社会の創造」を目指すNPOです。どちらも演劇に特化した要素はありません。なので、演劇を尊重しても、演劇業界におもねることはありません。

そのため、ひょっとすると、私たちが見つけた『よいところ』に、皆さんが、今はピンと来ないこともあるかもしれません。ですが、それをいつか、新しい気づきのキッカケとして受け止めていただけるなら幸いに思います。

最大限の感謝と敬意の念を込めて

選考の際のブレーンストーミングに用いましたメモのポストイットと模造紙を貼り出して公開することも考えたのですが、書かれているのは単純な単語で、「よいところ」として発せられたニュアンスや背景まで伝わるものではなく、言葉の受け取り方に誤解や曲解が生じる恐れがあり、公開は差し控えさせていただきます。

ただ、これから発表させていただく表彰には、私たちから贈らせていただける、最大限の感謝と敬意の念を込めさせていただきました。皆様に喜んでいただけるものであれば幸いに思います。

表彰の発表と感謝状の贈呈(上演順)

長くなりましたが、ここから、上演順に各参加団体に贈呈させていただく表彰の発表に移ります。参加団体おひとつおひとつの「よいところ」を、皆様にご紹介させていただく気持ちで、発表させていただければと思います。

劇的集団まわりみち’39

まわりみち’39

SDN2018の最初に上演されました「劇的集団まわりみち‘39」さんは、2018年6月29日から7月1日にかけて「誕生へのロードワーク」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

作品や活動を通した、社会への問題意識、また自分の言葉で問題意識を語ることや、その語りかけの寛容性や勇気、好奇心の旺盛さなどに敬意を表して「SDNソーシャルアプローチ賞」を、また、商業性と芸術性を両立させようという姿勢や、事前入金の推奨、ご来場いただいた観客の年齢層の幅広さ、などに敬意を表し「SDNマネジメント賞」を、メンバーの皆さまから垣間見える、自発性に基づいた積極的に学ぼうとされる姿勢やSDNの運営に積極的に関わろうとしてくださった姿勢などに敬意を表し「SDN団体力賞」、および、優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としましてNowhere Manさん七井悠さん「SDN俳優賞」を、はせがわまみこさん「SDN舞台美術賞」を、真田貴吉さん「SDN照明賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 執行部役員 泉寛介がつとめました。

studio D²

studioD2

続きまして「studio D²」さんは2018年7月6日から7月9日にかけて「萩家の三姉妹」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

既成台本を堂々とやられるストレートプレイ、また台本の力・着眼点が今現在でも通用することを再提示してくださったことなど、ひとつの王道を行かれる姿勢に敬意を表し「SDN王道賞」を、代表の加藤さんのお人柄を中心にまとまる出演者の皆さまのチームワークに敬意を表し「SDNチームワーク賞」を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、これらをまとめ上げたDD.加藤さんに、「SDN演出賞」を、岡田志乃さんに「SDN舞台美術賞」を、二朗松田さん「SDN宣伝美術賞」を、作中にあり選考委員から「もう一度見たい」という声の相次ぎましたセックスの当事者研究のシーンでの見事な空気感を見せていただきました、中嶋久美子さんと徳永健治さんのお二人「SDN競演賞」、また、中嶋久美子さん徳永健治さん白石幸雄さん鈴木太海さんトガミ・キタさん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 執行部役員 陸奥賢がつとめました。
※studio D²さんは、残念ながらご欠席のため、SDN制作委員長 泉寛介が代理で受け取りました。

ぽんこつチョップ

続きまして「ぽんこつチョップ」さんは2018年8月3日から8月5日にかけて「白紙のページには」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

作品や活動を通じた、人間のもつ様々な弱さへの優しいまなざし、繊細なものを丁寧に拾い上げる姿勢などに敬意を表し、共感や共苦――共に苦しむと書く共苦、という意味の言葉で「SDNコンパッション賞」を、そのような、まなざしが客席に深く届き、オープンセサミでの絵本製作が作品製作につながるなど参加型に仕掛けていこうという姿勢、団体・舞台と客席に一体感、共に振るえる「共振」の感じられる姿勢に敬意を表して「SDNグルーヴ賞」を、共感・共苦と共振、団体全体で楽しむ術を持ち、メンバー相互に愛情が感じられ、タペストリー引継ぎ式を考案されるなどの文化祭感あふれるチーム力に敬意を表して「SDNチームワーク賞」、および、優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、公演のみならずSDNの運営も積極的に担っていただきました星川葉月さん「SDN制作賞」を、華のある存在感に魅了されたという声が相次ぎました星村彰さん吉沢ナチさんに「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 会長 西島宏がつとめました。

Micro To Macro

続きまして「Micro To Macro」さんは2018年10月5日から10月8日にかけて「ワンダー三日月リバー 〜46億年の奇蹟の話〜」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

大きな悲しみに向き合おうとする中で、悪い人の出てこない優しい物語や、物語と一体になった演技、それらの暖かさに敬意を表して「SDNハートウォーミング賞」を、再演へのトライや、垣間見える「走り続けよう」とされる姿勢、様々なことに関わろうとする姿勢などに敬意を表して「SDNキープチャレンジ賞」「SDN伴走賞」を、印象にのこる衣装に敬意を表して「SDN衣装賞」、および、優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、バンドと演劇の融合や多数のシーン転換など、数多くの要素をまとめ切った石井テル子さん「SDN演出賞」を、また、SDN関連企画「稽古場探訪」を主導し多数の団体の稽古場を訪問していただくなど、なにごとも「自分事」としてとらえ行動する石井テル子さんのバイタリティと姿勢に敬意を表して「SDNコンパッション賞」を。各団体を応援してくださる姿勢や前説の丁寧さに感銘を受けたという声もありました、宮川あきえさん「SDN制作賞」を、西本卓也さん「SDN舞台美術賞」を、加藤直子さん「SDN照明賞」を、泥谷将さんいぬいさん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 執行部 世話人 前田瑠佳がつとめました。

ステージタイガー

ステージタイガー

続きまして「ステージタイガー」さんは2018年10月12日から10月14日にかけて「アフターバーン!!」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

作品と出演者の皆さまのビシビシ伝わる熱さと情熱、シニアの再生の物語に取り組まれたこと、実業団を舞台に企業・組織との葛藤や闘いに着眼点を置いた姿勢、作品や活動から随所にあふれるお客さまを楽しませようという姿勢などに敬意を表し「SDN汗と情熱賞」を、「ブレない世界観」「安心して見れる」「他の作品も見たくなった」という声も挙がりました、ひとつの王道を行かれる姿勢に敬意を表し「SDN王道賞」を、際立つ団体としての組織力や、トラブル対処能力などに敬意を表し「SDN団体力賞」および、優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、アフタートークに自分より若手の方を多数招かれたり、積極的に稽古場探訪に参加する姿勢、総じて特筆すべき面倒見の良さ、前説の素晴らしさなどに敬意を表して、虎本剛さんに感謝と敬意を表して「SDNコンパッション賞」を、また、アミジロウさん池永百花さん竹林なつ帆さん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 コミュニティシネマワーキングチーム座長 武信貴行がつとめました。

カルディア

カルディア

続きまして「カルディア」さんは2018年10月26日から10月28日にかけて「きらめきのトキ」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、他者や周囲も肯定できる「自己肯定感」の回復の大切さを、作品や活動を通じて語りかける姿勢に敬意を表して「SDNセルフエスティーム賞」を、そのような苦しみに寄り添い共に苦しみを分かち合おうとされる姿勢に敬意を表して「SDNコンパッション賞」を、またこれらを、完成度の高いダンスシーンや、分かりやすく伝えようとする姿勢に敬意を表して「SDNエンターテインメント賞」を、SDNや演劇公演を入口に様々な越境へ展開のチャレンジ、ご存じないことも積極的に学び公演を完遂した姿勢に敬意を表して「SDNステップ賞」を、贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして山本奈未さん「SDN振付賞」を、Limeさん「SDNダンサー賞」を、稲森誠さん中竹麻衣さん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 執行部役員 泉寛介がつとめました。

冗談だからね。

冗談だからね。

続きまして「冗談だからね。」さんは2018年11月3日から11月5日にかけて、当初の演目から変更し「冗談だからね。の本当にマジでごめんな祭」を開催していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

残念ながら当初予定の演目を上演するには至りませんでしたが、選考会では、発想の豊富さを指摘する声や、「応援したい」「ちゃんとした公演を應典院で観たい」「今後への期待大」などの声が相次ぎ、今後への期待を込めて「SDN期待賞」を、また、最後までやりきった出演者を称賛する声も相次ぎ、やりたいことと出来ることのギャップに苦しみながらも、SDNの幅広さを示してくださった姿勢に敬意を表して「SDNファイト賞」を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、安保泰我さんに、上演には至りませんでしたが、次こそはという期待を込めて「SDN演出期待賞」を、大変な状況の中、最後までやりきっていただいた出演者の皆さま全員に感謝と敬意を表して「SDN完走賞」を、スタッフの皆さまサポートしてくださった皆さま当日お手伝いいただいた皆さま関わっていただいた皆さま全員に感謝と敬意を表して、完全に投げきった「SDN完投賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 執行部世話人 前田瑠佳がつとめました。

N₂

続きまして「N₂」さんは2018年11月9日から11月11日にかけて「磔柱の梨子(はりきのなし)」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

浄土宗應典院という場の持つ物語や出演者お二人の人生を、丁寧に虚構を排除しつつ、サイトスペシフィックに立体化する着眼点や姿勢に敬意を表して「SDN場のデザイン賞」を、宗教や国籍の境界、アートと演劇の境界、俳優と演出・スタッフの役割の境界など、さまざまな境界に対して相対的に向き合い、場の持つ正面性について考えさせられる姿勢に敬意を表して、越境を意味する「SDNクロスオーバー賞」を、作品や活動を通じて垣間見える、現代芸術への意識の高さ、またSDNにおける表現の幅を広げてくださり、表現の多様性を示していただいたことに敬意を表して「SDNコンテンポラリー賞」を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、杉本奈月さんに、これらの場を具現化されたことに敬意を表し「SDN演出賞」を、また、チラシ・フライヤー・宣伝美術という枠に収まらず独自の世界観をあらわされたことに敬意を表し「SDNグラフィックデザイン賞」を、出演者のお二人に「SDN競演賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、浄土宗應典院 主査 齋藤佳津子さんにつとめていただきました。

無名劇団

無名劇団

続きまして「無名劇団」さんは2018年11月22日から11月25日にかけて「ハマったら出られなくなりまして」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

当事者性を視野の中に据えながら、生きづらさや弱さ・苦しさに向けるまなざし、そのようなネガティブな事柄や言語化の難しい感覚を、柔らかく伝えようという共感・共苦の姿勢に敬意を表しまして、「SDNコンパッション賞」を、7回のワークインプログレスを経た作品製作など、ファンとの双方向性への熱心な取り組みや、ファンが応援しやすい環境をつくろうとする姿勢に敬意を表しまして「SDNワークインプログレス賞」を、作品や運営から、使命感や責任感の強さがメンバーの一人ひとりから感じられる団体としての行動力に敬意を表して「SDN団体力賞」、および、優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、丁寧に伝えるということが際立ちました、島原夏海さん「SDN演出賞」を、同じく島原夏海さんの、様々に縁をつくっていかれるエネルギーとパッションに敬意を表して「SDN熱情賞」を、今井桃子さん加藤遥子さん木本牙狼さん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 会長 西島宏がつとめました。

ロイン機関

ロイン機関

続きまして「ロイン機関」さんは2018年12月7日から12月9日にかけて「底なし女とパリの狂人」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

西成での実際の体験をテーマに据え、作品やアフタートークを通じて深くアプローチされた姿勢に敬意を表して「SDNソーシャルアプローチ賞」を、ともすれば説教くさくなりがちなテーマを、エンターテインメント性を持った形で描き出すことを支えた、俳優陣のキャスティングに敬意を表して「SDNキャスティング賞」を、これら、テーマ、キャスティング、アフタートークを実現された企画力に敬意を表し「SDN企画力賞」を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、SDNの各関連企画に取り組む姿勢や参加意欲に敬意を表して、丑田拓麻さん「SDNグッドフェロー賞」を、ウミネコ楽団さん「SDN演奏賞」を、武田操美さん田口哲さん清原正次さん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部 執行部役員 泉寛介 がつとめました。

MEHEM

MEHEM

続きまして「MEHEM」さんは2018年12月22日から12月24日にかけて「鐡の夢果て」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

エンターテインメント性に取り組みながらも先鋭性もあり、作り込まれた世界観や、その世界観に統一された俳優陣の演技、シーン転換にいたるまで作品づくりに手を抜かない感あふれるなど、「独自の感性を加えながら、大阪のエンタメをちゃんと継承しているのではないか」という観点から、ひとつの王道を行かれる姿勢に敬意を表し「SDN王道賞」を、事前告知における公演の見せ方、そのチャレンジ、また、オープンセサミにおいて劇団運営に関するワークショップを開催されるなどの姿勢に敬意を表して「SDNマネジメント賞」、および優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、これらを発想し実現された、ながたゆうかさんに演出面から「SDN演出賞」を、制作面から「SDN制作賞」を、林和弥さんイトヲさん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部・コミュニティシネマワーキングチーム座長 武信貴行がつとめました。

劇団不労社

不労社

続きまして「劇団不労社」さんは2019年1月12日から1月14日にかけて「忘れちまった生きものが、」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

特殊な閉鎖性の怖さや狂気的なモノに現実的なディティールを帯びさせ、出演者の演技の質が揃ったカタチで「B級ホラー」として成立させた姿勢に敬意を表して「SDNエンターテインメント賞」を、カッコつきでの「被害者」の苦しさ・生きづらさを丁寧に拾い上げてひも解き、かつ、そこに留まらず、カッコつきでの「加害者」もまた、立ち位置を変えると生きづらさと苦しさを抱えている姿をも丁寧に拾い上げひも解く、共苦的な姿勢に敬意を表して「SDNコンパッション賞」、および優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、西田悠哉さん「SDN演出賞」および「SDN脚本賞」を、永渕大河さん「SDN宣伝美術賞」を、村田千晶さん雀野ちゅんさん永渕大河さん森岡拓磨さん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部・執行部役員 陸奥賢がつとめました。

東洋企画

東洋企画

続きまして「東洋企画」さんは2019年2月22日から2月24日にかけて「偽曲 安寿と厨子王」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

古典を現代につなぐ再構成力、さまざまな演出手法やアイテムを取り入れ、シーンによって空間を伸縮させながら再編集して提示しようという姿勢に敬意を表して「SDN Reデザイン賞」を、アンサンブルによる転換での大きな動きや、照明の織り込み方などに敬意を表して「SDNエンターテインメント賞」を、劇団として続けようという強い意志が伝わり、かつ30人近い出演者がまとまった作品製作に敬意を表して「SDNチームワーク賞」を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、これらを実現に結びつけていく、東洋さんの「巻き込み力」とも言うべき姿勢に敬意を表して「SDNプロデュース力賞」を、SDNの運営への参加姿勢や協力姿勢に敬意を表して、岸鮭子さん「SDNグッドフェロー賞」を、太田梨紗子さんMinori Isomichiさん「SDN衣装賞」を、岸鮭子さん仲田クミさん中村るみさんに「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部  執行部世話人 前田瑠佳がつとめました。

劇的ダンスGekidan

劇的ダンスGekidan

続きまして「劇的ダンスGekidan」さんは2019年3月1日から3月3日にかけて「この時代を生きろ」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

選考会では「ダンスで泣けた」という声や、「想像しやすい余白がある」「あっと言う間に感じた」「もう1回應典院で観たい」といった声が相次ぎ、涙されるお客さまも多数見られる共感・共苦的な空間を実現された姿勢に敬意を表して「SDNコンパッション賞」を、近年、ダンスカンパニーによる単独での劇場公演があまり見られなくなっている中、SDNに参加してくださり、様々に挑戦しようという姿勢に、期待と敬意をこめて「SDNホープ賞」を、メンバーの皆さまおひとりおひとりから、学びたいという強い思いが伝わり、分からないことはきちんと聞き、アドバイスに対して意欲的に取り組まれてきた姿勢に敬意を表して「SDNグッドフェローズ賞」、および優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、出演者全員がダンサーではない中でそれを感じさせず、また空間の使い方や手話とのコラボレーションなどの演出力と振付力に敬意を表して、庄波希さん「SDN演出賞」および「SDN振付賞」を、川上真さん森本圭治さん「SDNダンサー賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、浄土宗應典院 主査 齋藤佳津子さんにつとめていただきました。

えーびーがた

えーびーがた

続きまして「えーびーがた」さんは2019年3月14日から3月17日にかけて「地球ロックンロード」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

高校生女子の等身大を描き出そうという姿勢、パーソナルなことを立ち上げる脚本で個人的な悩みをリアリズムあふれるカタチで立ち上げながら、さわやかに描き出す姿勢に敬意を表して「SDN青春エンターテインメント賞」を、お客さまを公演前から公演中、公演後まで楽しませようという姿勢あふれる、告知やビジュアル構成、メールマガジン「えーびーがた新聞」や、作中に登場したクッキー販売など多数の企画とその実行に敬意を表して「SDNプロモーション賞」を、お客さまを楽しませるということに全力投球した結果、もしかすると今の時点では意図的でないかもしれないけれども、とてもソーシャルなところに行き着いている姿勢と、はしばしに現れ感銘を受けた、場に対する敬意が感じられる行動とに、今後への期待と敬意をこめて「SDNアンビシャス賞」、および優秀劇団を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、真壁愛さん「SDN脚本賞」を、海老澤美幸さん「SDN照明賞」を、真壁愛さんと小野村優さんに、「SDN競演賞」を、是常祐美さん福田恵さん片岡百萬両さん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部・執行部役員 陸奥賢がつとめました。

劇団有馬九丁目

劇団有馬九丁目

続きましてSDN2018最後の上演となりました「劇団有馬九丁目」さんは、2019年5月24日から5月26日にかけて「スターラインエクスプレス」を上演していただきました。まず、団体表彰としまして以下の各賞を贈呈させていただきます。

SFの世界観の中で、せつない物語を熱く実直で親しみやすい形で提示しようという姿勢に敬意を表して「SDN涙と情熱賞」を、SNSなどを通じた世界観の統一された発信や、設定資料集などのグッズ製作、マルチメディア展開への取り組みなどの姿勢に敬意を表して「SDNプロデュース力賞」を、また、選曲の良さと今後の可能性を指摘する声が相次ぎ、「SDN選曲賞」を贈呈させていただきます。

次に、個人表彰としまして、全員出ずっぱりによる運動量の多いアンサンブルを実現されたことに敬意を表し、出演者の皆さま全員「SDNグッドアンサンブル賞」を、SDNへの取り組み姿勢に敬意を表し、ザキ有馬さん「SDNグッドフェロー賞」を、さとうれいなさん仲田クミさん「SDN俳優賞」を贈呈させていただき、感謝と敬意を表させていただきます。ありがとうございました。

感謝状贈呈のプレゼンテーターは、應典院寺町倶楽部・執行部役員 泉寛介がつとめました。

年間開催を走り切っていただいた参加団体の皆さまとお客さまに感謝と敬意を表して

各種表彰の贈呈は以上となります。皆さま、長い間、ありがとうございました。

参加団体の皆さま、SDN2018おつかれさまでした。今後の、より一層のご活躍をお祈りしております。ありがとうございました。